2026/02/14

意味を持つこと

 

東山町4丁目五叉路の在りし日の石神


辻の境の石神の

そのかたちは意味を持つ


”失われた時のシンボル”


時が息を吹き返す時

そのかたちはお役御免


でも 思い出は

石のかたちを在り様を

夢に覚えて大事になる


あの日あの時あの場所に

異形な石があったこと


「なぜ?」と問うても

夢に探し尋ね歩くだけ

2026/01/26

大風呂敷を広げると

 

政治的決着

「自民党が悪い」だけの虐殺事件

小泉×竹中ミレニアム

ノストラダムス劇場型


法のヌケサク

クソ田舎のタヌキ爺


生かさず殺さずの村八分

八分を超えて村十分

ひとつは半殺し

そのまま放っていつ死ぬか


「いのちがけ」ってんだ

「よく覚えておけ」なんて抜かすんだ


あいつら張子の虎なんだ

結局こちとらベロ出しちょんま

タヌキ汁なら要らないよ


村に「死の選択肢」など要らない


殺す理由は何だっていい

「他所から来た」「ちょっと背の高い」

「東の人間」「嫁さん連れている」

「大学にも行かせてもらっていないんじゃあ」


「構造の差別は匙加減ひとつ」

「なんだ神の見えざる手ってのはこの匙加減の人か」


ヒモ経済か

SMの下手なヒモ男が神の御手


理不尽な暴力の作り方

精神波攻撃とはどうするかって

あいつらそれ知ってやがんだ


人を呪はば穴ふたつ

村人が墓穴も掘らずに呪うから

人生潰されて大迷惑

令和の後家の詩

 

「もういいじゃん」

と子どもの言うようなことを周りが言うのを

ずっと黙って耐えていて


もういい?「いい」はずがない

それで私は誰をも許す力を失った

「野犬の駆除」のわだかまり


禍根

生きていればそんなことはあるだろう

「もういいじゃん」


それが私を押し出し

あらゆる場が私への殺意で満ちた

2026/01/09

自画自賛

 

かつて私は食べものだった

煮え切らないものを抱えた

十代までの私はつくねになった


私は食べものを卒業して

お嫁に行った

食べものだった私には

お嫁とは何をするものか

わからないまま


鬼になった

人の女とはこんなものかと

それがわかるだけで

ただのものわかりのいい人だと思われた

2025/12/17

森へ行く


剣を持って

鏡を持って

弓矢を持って

針と糸を持って

着るものを着て

履物を履いて

これが道具で武器で


剣で石を削って

鏡を覗いて

弓矢で音を奏でて

履物と着物を編んで

針と糸で縫い合わせて

これが道具で武器で


剣で字を書いて

鏡を覗いて

弓矢と針と糸は置き忘れて

とりあえず着物着て

履物履いて

道具と武器はどこよ


剣と弓矢は使えないから

要らないけれど

着物と履物と針と糸だけ

誰かに道具と武器は持たせて


鏡だけでいい人がいて

針と糸も要らないから

着物と履物だけ要るらしくて

何も要らないとは

誰も言っていなくて 

昼寝


かつ消えかつ結びて

記憶を撫でる午睡の夢


部屋の中

破壊された暮らしの

痕跡を訪ね歩く


八年前から洗われぬままの容器に

雑穀を詰め

壊れたまま動き出す時計の針


今日やったこと

大掃除 煤払いを少し 

2025/12/03

 

あの孤独、この孤独と、ただ孤独の隙間や隔たりの大きさが、それぞれ違う。

みんな夢の話をしている。

夢の中からことばを取り出して、誰か何かと分け合おうとする。

でも、拾って貰えずに、多くが隙間から零れ落ちていく。

隙間に落ちて行ったことばは、忘れられていくか、別の何か誰かのところで役に立っていたりする。

ことばを隙間に落とすより、隙間に落ちることばを拾う回数が増えたら、大したものなのに。