うららのうら (would be) poemer
※腫れ物なので、あたるかさわるかは、各自ご判断ください
2017/12/25
貧しさの語り口に変化の兆し
前進あるのみ
私は斜め上に向かう
ここにいてはいけない
殺される
2017/09/28
限りなく真実に寄り添う嘘
あるいは嘘と真実のハイブリッド
さもなくば嘘と真実の共犯
いくつかの事実を置き去りにして語られる
辿り着くことのできない目の前の真実
2017/06/01
親の無い子
私が親の無い子だった頃
賽の河原で石を積んでいた
石を積むのは嫌いじゃなかった
積んだ石を崩していく鬼が嫌いだった
鬼さえいなくなれば
ずっと石を積んでいられたのに
私が親の無い子だった頃
親に会うことも望みはしなかった
絶望に飽き足りていた
三途の川の向こう岸を夢見ていた
はやくあっちに行って
ひとりで石を積もうと思った
親の無い子が大きくなって
昨日鬼を倒して彼岸に辿り着いた
親に会うことも望みはしなかったが
石を積むことにも飽き足りていた
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